ルピナスの名はオオカミに由来し、吸肥力が非常に強い特徴を貪欲な狼にたとえたものです。
耐寒性または半耐寒性の一年草または多年草、一部灌木状になるものもあります。
地中海沿岸地方と南北アメリカ、南アフリカなどに200種以上が分布しています。葉には長い柄があり、草丈は50cm~180cmくらいになります。
春から初夏にかけて、雄大な総状花序をなし、蝶形花を多数咲かせます。宿根ルピナスの大きな物では、花穂が60cmにもなる見事な花になりますが、暑さに弱く、暖地の気候にはあまり合いません。
現在はもっぱら園芸植物として栽培されています。